2009年06月16日

Pawのきらめく作品群

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阪神芦屋駅下車、東へ3分の所に位置するギャラリーPawは2003年の7月にオープンした。今年の7月で丸6年。企画が多岐に渡り、元気な画廊である。現在、素材展シリーズの第2弾として「ガラス」をテーマに展開している。私自身、最近グループ展にあまり興味がないのだが、今回も参加している。画廊が自宅に近く、オーナーに直に誘われた経緯もあるが、前回のテーマの「釘」の時に参加された作家の中に、いつも注目している個性的な方達がいて面白かったから。面白いだけでなく、上昇志向とは無縁の真摯に制作に取り組む姿勢が、快く琴線に響き励まされる。師も先輩も持たない私としては、今まで通り頑張ろうという気になるのである。
画像は拙作の一つ「PANACHE」。

総勢23名が参加している「素・ガラス展」は21日(日)まで。
ギャラリーPaw:0797−32−1791
12:00〜19:00(最終日17:00)
posted by TERADA Mariko at 21:54| 日記

2009年04月03日

家の中の多様性

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よく家の中を見渡せば、色々な国の種々雑多なものが溢れている。14年前の震災後、物を増やさないと固く決心したはずなのに、、、。20代の頃、トランクひとつに夢を詰め込んでいたのとは大違い。あの頃は毎日、物が増える恐怖と物のない不便を天秤にかけて、気に入った本やレコードを買うべきか諦めるべきか悩んでいた。一方で感じた身軽さ。何も持たない事の自由。それこそが私の失った一番大きな物だろう。もっと物のない時代を潜り抜け格別アメリカに対する憧れが強かった母よりも、不思議な事に私の方が物に対する執着は強いのである。子供の頃から使っているセルロイドの下敷きなどをまだ手放さないのだから、自分でも呆れてしまう。紙や紐や箱やブリキ。今でも素材に対する感度は変わらない。
物に関しては国粋主義者の様な私だが、台所にある外国製品をチェックすると、偶然いわゆる悪の枢軸国の仲間(笑)だったイタリヤやドイツの製品が多いのに気が付く。意外にアメリカ製の物は少なくて、昔心斎橋筋にあった「シアーズ」で買ったミキサーやバケツ位しかないのだ。アメリカ製の物は、大味でもう一つピリッとしないと思っていたが、京町堀にあった「リ・アドレス」という雑貨屋さんで久しぶりに沢山のアメリカ製の文房具や什器を見て、その骨太の素気なさに感激した。こういうのを探していたんですと。その大好きなお店が急に閉店するというので、あわてて買った面白い形の証明器具。
グレーのスチールと白の電球だけ。私の仕事机の周りは無印良品が多く、白とグレーが基調色であるのでぴったり。ブッシュのアメリカは過去のものだし、これからはアメリカの物にも眼を向けよう。
posted by TERADA Mariko at 12:35| 日記

2008年12月23日

師走の風景

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田舎では珍しくもないが、街中に住んでいると漬物用の大根を干す光景を目にしない。御多分にもれず私も干す場所に苦労する。それでも大根漬けのない正月はさみしい。八百屋で「10本位欲しいのだけど」と言えば、大抵「えっ」という顔をされてしまう。ところが大根10本と他にキャベツ3個程加えても意外に大した量でもないのだ。10日もすれば、塩の力で随分水気を吐き出してしまうので、驚くほどかさが減る。

今年は大根を縦に吊るしてみた。山形の友人が見つけてくれたクリップが大活躍。 元々軸が短くて吊るしにくい柿用に開発されたらしい。小さいクリップが柿の10倍以上の重さの大根をしっかり掴んでいて頼もしい。問題は漬け込んだ容器を置く発酵に適した、風通しの良い日陰の寒い場所だ。冷蔵庫ではうまく行かないのだ。
posted by TERADA Mariko at 16:29| 日記

2008年12月03日

完成した干柿

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山形の庄内柿を吊るしたのは、丁度ひと月前。11月初旬はまだ暖かくそのうえ結構雨模様の日が続いて、黴が来ないかと冷やりとさせられた。念の為の殺菌と、発酵を促すため、純度の高いアルコールを適度に吹きかけ、日々縮んでゆくのを観察するのは、密かな楽しみである。とはいえ、抜け目の無い鳥達の目をごまかすのも一苦労である。何故か柔らかい甘柿は上手く行かない。ともかく固い渋柿が良いのだ。その渋柿が、水気を失い四分の一の大きさになり、なんとも言えぬコクのある甘みを含んだ不思議な物に変身する。乾いた風のなせる、まさに神業なのだ。
posted by TERADA Mariko at 19:36| 日記

2008年11月03日

小さい秋

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我家の台所の窓際で陽を浴びているのは、今年の銀杏。とても小粒。でもやはり初物は嬉しい。
日本料理には鍋で煮てきれいな翡翠のような色を楽しむが、大抵は炒って専用のペンチで割る。熱い内に頂くのは格別で、粘りのあるホコホコ感が毎年の楽しみである。カロリーはかなりあるらしい。銀杏以外にも、よく干すのは椎茸。湿度がない日は、あっという間に干し椎茸になって、栄養価(ビタミンD)も上がる。
生ゴミの回収がなかった昔、母は何でも干して嵩を低くしていたのを思い出す。子供ごころにも野菜屑など、乾いてしまうとゴミではなくなるのを感じた。手に負えないものは皆、土に埋めた。
大根などは干しておくと甘みが出て漬物に都合が良くなる。ゆっくり暮らしていると、色々な発見もあり、暮らしの知恵も芋づる式に思い出すようだ。
posted by TERADA Mariko at 00:06| 日記

2008年10月15日

布の仕事の楽しさ

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小さなバックの寸法は、幅が4センチしかない。家次久仁子の手仕事である。何と可愛いの!
実用的とは言えないが、Tシャツにブローチのように裏から安全ピンで留めると、とても新鮮。
軽くて肩も凝らない。昨日、出先で皆に褒められた。この秋はこんな手仕事のアクセサリーを
自分でも考えようと思う。針仕事は好きだし、家の中の細々した工夫を考えるだけで楽しくなる。
時間があれば、、、と思っているうちに人生は過ぎてゆく。たまには針を持って何か作ろう。
家次さんのブログは次の通りです。http://nuimono.exblog.jp/
posted by TERADA Mariko at 22:59| 日記

2008年10月11日

実りの秋、食欲の秋

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山形の友人から届いた今年最後の無花果(いちじく)。皮ごとワイン煮をしてみたら、、、なかなかイケる。
コクのある赤ワインでさっと煮込み、甘みと酸味と好みのハーブで味を調えるだけ。最後にコニャックを数滴。何と美しい蕩ける様な葡萄色。季節を刻むような、時を惜しむ様な経験はささやかな日々の暮らしに輪郭を与えてくれる。そろそろ渋柿をみつけて、干柿にしよう。急に秋が深まる気配が、、、。
posted by TERADA Mariko at 22:44| 日記

2008年09月26日

私の出発点

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1988年といえば、いまから20年前。
紙でクラフトなど作っていた私が、最初で最後の「個展」をしてみようと思い立ち、辿り着いたのが、JR神戸線の立花駅沿線にある松浦アパートだった。こじんまりとした白い建物が異国情緒を感じさせ、何故か惹かれた。色々なアーチストがアトリエとして使っていたのも好ましかった。その中で、1階のPERCASO (ペルカソ)という彫金工房に、頼み込んで壁を使わせてもらったのが、私の作家活動の始まり。その懐かしいアパートが、解体されるらしいと聞いて久しぶりにお訪ねした。

20年前からずっと変わらずそこに居てくれたのは、羊のマークでおなじみのSHEEP・SHIPさんだけだった。オーナーである愛称「おもんちゃん」の所には、面白いものが沢山集まってくる。きれいな糸も古い紙も錆びた鉄板も珍しい木も面白い箱も洒落た柄の布も、何もかも、、、。引越しに向けて今、整理の真っ最中、、、。小さな箒や英国製の紙の紐など、沢山お土産を頂いた。美味しい玄米ご飯とピーナツ南瓜のスープ、野菜の煮物のランチをありがとう。新しい場所での発展をお祈りしています。

SHEEP・SHIPのお向かいのPOEAL(プアル)さんは、フランス雑貨屋さん。
こちらも、フリーマーケットの真っ最中。
月・火お休み、10月12日まで。
12:00〜17:00
http://www.poele.jp/
posted by TERADA Mariko at 23:23| 日記

2008年09月25日

秋風が運ぶもの

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気が付けば、ひっそりと彼岸花が咲いている。
毎年、必ず秋分に開花するとは何と正確な体内時計だろう。
巡る季節の不思議、永遠に回転する宇宙の法則を感じてしまう。
木→火→土→金→水の五行説など、今でも通用する真理でしょう。

人間の体の中も、複雑な要素が統御されている小宇宙と考えると、
緻密な機械のような臓器の働きやその繋がり、又「気」など見えない循環に興味がわく。
気の病に捕らわれぬよう全体のバランスを取る事が大切と、
昔の人は言っている。
posted by TERADA Mariko at 14:00| 日記

2008年05月23日

坪文子のパーフェクトな世界に憧れて

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クールで筋の通った彫金作家の坪文子氏は、私の尊敬する憧れの存在であります。傍にいると、制作に対する厳しさがヒシヒシと伝わってくるのです。この度、堺市の画廊「花みつ」に於いて開廊20周年記念の一つとして「坪文子+寺田眞理子」展を企画して頂きました。私としては一つの夢の実現となりました。彼女の硬質な妥協を許さない世界を引き立てるべく胸を借りるつもりで、歴然とキッチュな世界を隣り合わせてみました。名づけて「ENTOURAGE/私の側近たち」シリーズです。どうぞご覧下さいませ。
画廊花みつの地図など詳しくは、スケジュールの頁で。

2008・5月・30日(金)まで。
11時AM〜5時PMまで。
月曜日は休廊です。

画廊花みつ
堺市西区浜寺昭和町4丁479番地
T&F 072−261−0160

南海本線和歌山行き、浜寺公園駅下車、徒歩2分

坪文子さんの在廊日は、24日(土)25日(日)30日(金)
寺田眞理子の在廊日は、23日(金)27日(火)30日(金)

耳寄り情報
坪と寺田のイニシャル「T+T」の刻印のある「糸巻き」の形のピンブローチが特別に制作されました。もちろん坪文子氏によるもので、会期中限定10個。残りわずかです。
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posted by TERADA Mariko at 10:35| 日記