2010年06月10日

物部隆一という怪物

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画廊ぶらんしゅ(池田市)で、物部隆一展が始まった。今は米子市にアトリエを構える物部(ものべ)氏だが長く関西に住み高校で教鞭を取られていたので、京都や大阪の美術界事情に詳しい。久しぶりにお目にかかり相変わらずの饒舌振りに安心し、又その制作意欲にあふれた作品群に圧倒された。歴史上に名を留める物部(もののべ)氏の末裔という家柄で、代々京都で表具を生業にしていたとの事なのだが、氏のモダンな作風から伝統的な匂いは全く感じられない。京都は時々反骨精神の塊のような人物を輩出する不思議さがあるが、今回同行されている奥様(画像右)曰く、単なる突然変異だと。退職後15年間位で何と40回以上の個展をこなされたのにも驚いてしまう。次々と来訪される教え子達をつかまえては「僕の先生です」と紹介して皆を笑わせる屈託の無さ、それを慈母のように見守る妻という理想的夫婦の姿の一つを見た気がした。どうぞ末永くご活躍を。物部隆一展は6月20日(日)まで。

画廊ぶらんしゅ
〒563-0031 大阪府池田市天神1-5-16
電話 072-761-2626
阪急石橋駅西口より徒歩3分
11:00〜19:00(最終日は16:00)
月曜休廊
posted by TERADA Mariko at 14:54| 日記