2010年01月04日

虎視眈々

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謹賀新年。寅、虎、トラの賀状が束になり正月早々に届く。この国のシステムにいつもながら感心する。
郵政民営化の途上で政権交代しても、権力構造の揺り戻しがあろうと無かろうと、この律儀さはやはり国民性と言うべきか。それでも細かく観察すると、近くの郵便局(ゆうちょ銀行)の雰囲気もかなり変わった。窓口のロボットのような受け答えに笑顔がみられるようになったし、奥座敷に居た年長の方は、今ではまるでコンビニの店長のようにサービス精神全開だ。良い変化はどうぞこのままにとお願いしたい。
さて、今年はどんな年だろう。長く固定化した権力構造が昨年一変したばかりだ。予算の組み替えも時間切れでまだ成果は見えないが、民主党の凄腕幹事長が夏の選挙でもう一押しすべく、虎に翼をとばかり狙っているのだから、自民党は壊滅的になり改革がぐっと前進するかもしれない。そういえば先ごろ、日米両首脳の署名入りの非核三原則を裏切るれっきとした公文書が佐藤元首相の私邸から発見されて、驚くやら呆れるやら。外務省の「知らぬ存ぜぬ」はこういう事だったのね。伏魔殿の如く何処に何があるやら分らず、密かに機密文書は破棄されているらしく、国の意志を提示するべき政治が機能せず、あろう事か都合のよい偏向した情報のみ記者クラブ経由で旧態依然たるマスコミから漏洩され続けた60年もの間、持ちつ持たれつの政治家と役人の二人三脚で、誰も責任を取らぬ仕組みは恐ろしく堅固になってしまったのだ。とても民主国家などとはいえない。先月の臨時国会では、野党自民党の元外相が質問に立ち、早く基地問題に決着を付けよとばかり何と「今も逐一アメリカ様がTV中継をモニターしてますよ」と凄んだのだ。染み付いた植民地根性もここに極まれリ。沖縄その他の基地が日本のどんな国益に適うのかを良く考えるべき時がやっと来たというのに、この慌てよう。今こそ眼を光らせて変化の果実を見届けよう。
posted by TERADA Mariko at 14:43| 日記