2011年03月08日

ゴムへの郷愁

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ギャラリーPaw(ポー)での素材展がもうすぐ始まる。数年継続している企画もいよいよ佳境に入り、参加するのが楽しくなって来た。今回のテーマは「ゴム」。輪ゴムやゴム手袋、パッキングやホース、画材でもあるゴム糊や消しゴム、他に卓球ラケットのラバーなどもある。ストレッチ素材の服も既に一般化している。日常よく目にし、お世話にもなっているが少々劣化が早いのが難である。しかし素材としては松脂のような色やネットリ感は魅力的だし、燃やした時のキナ臭さでさえも懐かしい。昔、輪ゴムは身近な遊び道具であったのだ。簡単に伸びて瞬間的に戻るゴム特有の性質は子供心にも好ましく、カラクリを発明したり玉を飛ばしたり、今でもその興奮を思い出す。

今回私は、ゴム素材を作品の要素として扱う際に、ゴムの黒い色やマットな質感や独特の匂い等から色々なものを連想した。例えば、「春を待つ虫たち」や「夜の闇」や「置き去りにされる夏」や「力を吸収する盾」。或いは「戦車のタイヤや軍靴に対する嫌悪感」そして「発酵というメカニズム」等を脈絡なく。
画像左のオブジェは「赤と黒」、画像右の平面は「ハウス」、他に4点作りました。


「素・ゴム展」
2011・3・11(金)〜20日(日)
14日(月)定休日
12:00〜19:00(最終日17時)

30名の作家が出品予定。

ギャラリーPaw
芦屋市精道町2−15
0797−32−1791
阪神芦屋駅より、線路沿いに東に徒歩3分
JR芦屋駅より、県芦方面に南下8分位
posted by TERADA Mariko at 21:30| 日記