2011年01月03日

青ざめた兎

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謹賀新年。寒波に震え上がり青ざめた卯年が始まった。例えば大雪にはどんな交通手段も弱く、やはり油断禁物。そもそも盆暮の民族大移動のような現象そのものが、どこか危険を孕んでいる。ともあれおおよそ天候は予想できる様にもなっているし、情報伝達手段も進歩しているのは確かだ。元日の米子方面への渋滞(車千台)も、一晩で約90cmという記録的な降雪量にも拘わらず、国道沿いの住民の援護もあり解消するまでの時間は予想を超えて早かったらしい。
さて、今年の展望はどうだろうか?特にこの国の政治の見通しは暗い。昨年の今頃は、与党民主党の「新しい公共」とか「友愛」の理念に抜本的変化を期待したのだが、その後またもや首相が交代し参院選で大負けした結果、衆参ねじれたままで審議がもたつき法案も僅かしか通らずといった具合で、絶望するには早いが徐々に熱が冷めてきてしまった。
しかし、一方で停滞した状況は私たち自身の側面の反映とも考えられる。私達は私達の身の丈に応じた政府しか持てないのだから。格差に対する鈍感さや、基地問題を沖縄に押し付けている無責任な態度や、自分の意見をはっきり言う事を避けがちな国民性や、マスコミの流す小出しの扇情的情報を信じ込む民度の低さ等を、日々合わせ鏡のように思い知らされているのだ。政治における分り難さや決断力のなさや見通しの甘さを通して。膠着状態から脱却する切っ掛けが欲しい。
posted by TERADA Mariko at 00:51| 日記